◎
建設課長(
田辺英雄君) 八十九ページの急傾斜の負担金でございますが、これは県営
事業の急傾斜でございまして、地区にしましては、櫛の山地区、池の田地区、宮の上地区、この三地区の負担金でございます。
事業費を申し上げますと、櫛の山が三千万円、これの五%、池の田地区が三千七百万円、これの一〇%、宮の上地区二千百万円の一〇%が負担金でございます。 それから、急傾斜
事業をどのように対策をやっているかということでございますけれども、今、急傾斜地として、危険箇所として指定されています約半分、五〇%程度しか確かにできておりません。そういうことで緊急度の高いところから、県
事業で
お願いできるところにつきましては県
事業で、それに採択にのらないものは市
事業で行っておりまして、年間で相当数はやっておりますけれども、要望になかなかこたえることができません。緊急度の高いところから順次やっている状況でございます。今後もそういう形でやりたいと思っております。 それから、九十ページの道路維持
関係でございますけれども、道路補修
事業につきましては、上期と下期というような形で予算を計上させてもらっております。今回は下期ということで予算を計上しておりますが、確かに、要望箇所につきましては相当数ございます。緊急的な修繕としましては修繕料で八百五十万円ほど今回上げておりますが、件数につきましては五十件程度予定をしております。それから
建設工事、維持補修工事、これは要望箇所が相当数あるわけですが、今回は市内一円で側溝の
整備、それから舗装の打ちかえ、側溝ぶたの布設等で四十カ所程度予定をしているところでございます。 それから、主な中身でございますが、確かに、まだまだ区画整理をしたところが側溝ぶたがかかっていない、全部かかっておりません。相当側溝そのものが古いために規格品のふたがなかなかはまらない、ということは現場内で製作を一枚一枚する必要があるということ等で、なかなか進まない状況にあります。それとか、舗装が市内一円相当確かに傷んでおります。それを補修するためには、どうしても緊急度といいますか、傷みの激しいところから順次舗装は打ちかえているような状況でございます。それとかラインの消えているところ、それとか街路灯の照明、これ等につきましては、その都度、維持管理はしておりますけれども、多岐にわたりまして確かに維持補修が必要でございます。そういう要望につきましては、区長さん等の要望におこたえしながら、順次進めているところでございます。以上です。
◆十三番(岩切裕君) 何点か
お願いをします。 まず、予算書の五十一ページの総務費・徴税費の中の収納率の向上一千八百九十三万四千円、「償還金」とありますけど、これを簡単に説明してください。 それから、二つ目ですが、七十三ページ、ここの上の方に農林水産業費・農業費の負担金補助及び交付金で「新フルーツランド構想推進
事業補助金」というのがあって、これは平兵衛酢の袋を何か包装する機械とかというように説明があったんですが、つまり、平兵衛酢のいわゆる農業政策の中での位置づけがなかなかはっきりしない中で、こういう形で何か補助金で対応されていくというのがどうなのか、全体的な政策の中でですね。
そこらあたり、どうお考えなのかというのを一点
お願いします。 それから、その下の方で、「県産農産物学校給食理解促進
事業」というのがありまして、これ、農林水産業費で上がっているもんですから、中身について、どういうことなのかをお尋ねをしたいと思います。 それから、次に八十五ページ、これも負担金補助及び交付金なんですが、商工費のパティオ
事業に対する駐車場
整備等、商業基盤の促進のためにとかっていうふうに言われたんですが、具体的にはこれはどのような形としてお金を使われるのかを
お願いをしたいと思います。 それから最後に、八十九ページ、土木費の生活道路
整備「法定外公共物調査
事業」九百二十九万円というのを
お願いをいたします。以上です。
◎
税務課長(
黒木英一君) 補正予算書の五十一ページ、償還金利子及び割引料の償還金一千八百九十三万四千円、これについてどうなのかということでございますが、償還金につきましては、当初予算で二千七百万円の予算をいただいておるところでございますけれども、
法人市民税の確定申告、六月末の確定申告納付に伴いまして、二件の大口の償還金が発生をいたしました。それに対応するために、今回、一千八百九十三万四千円の補正予算を
お願いするものでございます。以上でございます。
◎
農林水産課長(
黒木利幸君) 予算書七十三ページの「新フルーツランド構想推進
事業補助金」についてのお尋ねでございますが、この補助金の中身につきましては、一つはマルチ園地
整備ということでミカン園地の
整備、それからマルチ導入といった形の
整備事業に百万円、それから平兵衛酢の包装機ということで百四十七万円の補助が上がっているところでございます。この平兵衛酢の自動包装機はもう導入されるんですが、この中で平兵衛酢の位置づけということでの御
質疑でございましたけれども、今、宮崎の農産物ブランドの認定会議というのがあるんですけれども、その中で将来、この平兵衛酢もブランド化していこうということの検討がなされているところでございます。 それから、「県産農産物学校給食理解促進
事業補助金」につきましては、学校給食を通じて
地域農業と農産物のよさを理解していただいて、それから地元産農産物の消費拡大を図るという観点から取り組むものでございまして、今回、二回ほど学校給食に地元産の牛肉、ジャガイモ、インゲン、キュウリ等を使った料理を提供するということになっているところでございます。以上です。
◎
商業観光課長(
林田俊則君) 八十五ページの十九負担金補助及び交付金、中心商店街の
整備で商業基盤施設設置補助金四百二十二万七千円ですが、これは上町の方に九月六日にオープンいたしました
日向十街区協同組合が行いましたパティオ中庭
事業ですね、それと駐車場の商業基盤施設
整備事業に対する補助金でございます。全体として二千五百三十七万一千円が補助対象
事業となっております。そのうち国が三分の一、県が三分の一を支出しまして、市といたしましては、県の補助
事業の二分の一を補助するということで四百二十二万八千円でございますが、座が一ありますので、今回、四百二十二万七千円を補正するものです。以上です。
◎
建設課長(
田辺英雄君) 八十九ページの「法定外公共物調査
事業」でございますが、要するに法定外公共物といいますと、里道、水路ですね、これを譲与を受けるために調査を行うもので、これは継続
事業として行っております。今回、塩見地区、それから財光寺地区、新町地区、面積にしまして三十五・四ヘクタールを予定しているものでございます。以上です。
◆十三番(岩切裕君) 今、
税務課長が言われた非常に大枠の話、説明があったんですが、説明できるところまでで結構ですので、細かくちょっと話せることを話していただけませんか。二件の大口ということであったのを、その中身。 それと、これ、確認ですけど、八十九ページの「法定外公共物調査」は里道等の管理が国から自治体に移管されたということに関連するものだと理解してよろしいんでしょうかということだけ確認して、以上です。
◎
税務課長(
黒木英一君) 償還金の中身についてということでございますが、御承知のとおり、
法人市民税の納税については、中間申告をしていただきまして、そして納税をしていただく、そして決算が終わりまして、原則的には二カ月後に確定申告をして精算をするというシステムでございます。二件の大口ということでございますが、平成十三年度の中間申告納付をしていただいておったわけですけれども、確定申告をしたところ、その後の中間納付から確定申告までの経済情勢が非常に厳しゅうございまして、その
影響で確定申告をしたところが大幅な減収だったということで、還付金が発生すると。ただ、その還付金については、もう決算が十三年度は終わっていますので、十四年度(新年度)の予算で対応するということでございます。二千七百万円当初にいただいて、いろんな還付が発生していくわけで、それに対応しておるんですけれども、対応をした場合に不足額が生じますので、今回、補正を
お願いするということでございますが、よろしく
お願いします。
◆十九番(
西村豪武君) それでは、予算書の四十九ページ、十九の環境保全の推進の中で、「自然環境保全審議会委員報酬」が出ているんですけれども、これの活動状況ですね、これをちょっと教えていただきたい。 それと、八十五ページ、今、パティオ
事業の
関係、課長の方から説明がありましたけれども、商業基盤施設設置補助金四百二十二万七千円ということで、国が三分の一、県が三分の一、県の半分を我が方がということでわかるわけですが、実はパティオ
事業の駅前を九月十四日、宮崎県建築士会の主催する研修集会があって、その大会の中でもいろんな指摘がありまして、ごらんのとおり、木は植えてあるんですけれども、緑が全くない状況は皆さん現場を見られてのとおりだと思います。こういう街づくりで補助を出すからには、そういった面積に対する緑といいますか、緑地の方もある程度考えられて行政指導等をしていただきたいというふうに思うんですが、その
関係についての補助等もこれは入っているのかどうかをまず確認をしておきたいと思います。 それと、同じく八十五ページの下の方に、「クルスの海」と、今、
日向は売り出そうとしていろんなところで写真が使われて、商工会議所の青年部等でもいろいろ打ち上げをしておるみたいなんですけれども、そういう中で展望所の
整備事業で一千三百万円と、近くにはもちろん徒歩で行けば馬ケ背の駐車場からそう遠くはありませんけれども、その南側の方に五、六台とめられるでしょうか、駐車場があるんですよね。もちろん三十メートルぐらい現在の展望所から距離があるんですけれども、せっかく
整備されてすばらしい景観なんですけれども、ここに観光客、車社会ですから、そういったものの配慮はどのように展開されるのかなというふうに思うんですが、その
関係ですね。駐車場のことです。 それと、百五ページと百七ページ、百九ページということで、まず百五ページには小学校の教育環境の
整備、百七ページは中学校の教育環境の
整備、あるいは百九ページにおきましては文化の振興ということで、それぞれ予算等が上がってきているんですが、美々津に
市長御存じのとおり、六月二十日のサンパーク「お舟出の湯」の竣工式に「櫂伝馬踊り」を現場で見られたと思うんですよ、出席された方はですね。これをクラブ活動で、新たなクラブ創設ということで美々津中学校の方にクラブができ上がりました。
教育長、御存じでしょうかね。これの普通の川舟といいますか、今現在、十一月のお祭りで使っておる舟は本物の川に浮かべてする舟なんですけれども、今、中学校のクラブ等で考えているのはベニヤ張りの模造といいますか、底のない、持ち運び可能なものを考えておるようであります。こういった環境の
整備の中で予算計上がこの中に入っておればありがたいなということで、その辺のところをお聞きするわけであります。その対応ですね。 以上です。
◎
環境整備課長(
黒木史郎君)
お答えいたします。 条例にあります
日向市の自然環境保全条例に基づきまして、自然環境保全審議会委員さんを委嘱いたしておるところです。活動につきましては、諮問に応じた形で、あるいは
日向市内の自然環境についてのいろんな事例が上がった場合、それについての判定、基準、そういうものの意見を聞くという形で審議会を設けております。ただし、審議会につきましては、この数年開いておりませんが、環境保全条例、そういうものについて、今現在のところはその制定に向けての準備を公害防止に関する委員さんと自然環境審議会委員さんと合同で進めておる状況であります。以上です。
◎
商業観光課長(
林田俊則君) 八十五ページの商業基盤施設設置補助金についての中身でございますが、緑につきましては、今回、補助対象
事業が二千五百三十七万一千円というふうになっております。その中で、植栽工事と、それから植え込みの緑という形で、緑の周りのタイル張りとか、そういうものが補助対象となっておりまして、大体百二十万円くらい、あの二千五百万円の中に入っているようなんですね。なかなか街中の緑というのは難しいと思うんですけど、ちょうど前が公共道路というふうになっておりますので、その街路樹との兼ね合いもございまして、
事業としましては百二十万円ぐらいは配意してつけているということでございます。 それから、十文字(クルスの海)展望所の
整備事業についてでございますが、御指摘のように、南側の駐車場と、それからあそこがカーブになっておりまして、下に長バエの展望所があるんですが、あそこを歩道でつなぐような形で、両方の駐車場をきれいに
整備するということになっております。
◎
教育次長(
土工冨志夫君) 教育費の中で百五ページ、百七ページ、百九ページに関連いたしまして、美々津に伝わります「櫂伝馬踊り」、この環境
整備に関するものはどうなっているかということのお尋ねでございます。今回は補正予算でありまして、緊急かつ急を要するものということでありますから、それに対応した学校
整備等に関するものに限らせていただいておりますので、対象としておりません。以上でございます。
◆十九番(
西村豪武君) それぞれ御答弁いただきましたが、八十五ページのパティオ
事業、百二十万円ほど中身に入っているということですけれども、僕も本職ではありませんけれども、かなりかわいらしい樹木ばっかりでですね、できればもう少し枝、葉っぱが茂ったようなものを植えられますと景観がぐるっと変わると。もちろん年限がたてばそこ辺は十分対応できるんじゃないかと思いますけれども、まだまだ植え込みのピッチといいますか、間隔が広過ぎるというふうに思うんですが、そこ辺、専門的にはそれぞれ行政指導の方で、担当する商業観光課よりも都市計なり、あるいはまた建設なり、あるいはまたほかの
事業課の方で指導をしていただくといいなというふうに思います。本当に全く緑が目に入らないんですよね。そこ辺は
市長ごらんのとおりだと思いますが、よろしく
お願いしたいと思います。 それと、「櫂伝馬」の
関係ですね、当然、結果そういうことだろうなと思いながらも、今後、その「櫂伝馬」に関する手厚いバックアップといいますか、やる気を起こした、少ない人数でありますけれども、クラブをつくって伝統芸能を保存しようという意気に燃えているわけですから、そこ辺、
教育長、どうでしょう。これは教育委員会で責任持って舞台演出用のものをつくるというようなことはどうなんでしょうかね。御答弁をよろしく
お願いします。
◎
教育長(宮副正克君)
お答えいたします。 「櫂伝馬」の
地域に継承されております文化遺産、これを子どもたちが受け継いでいくということは極めて重要なことでございますので、ただ、これを学校の部活動として位置づけるのか、あるいは土曜、日曜にかけましての、いわゆる公民館活動として支援していくという形になるのかですね、そのことによって学校教育との関連の中で社会教育としての位置づけ、この
あたりを十分連携を図りながら、その中で対処していくべきことではないかなということでございまして、大変前向きに子どもたちあるいは
地域のために対処していくべきことだというぐあいに認識を現在しているところでございます。以上でございます。
○議長(
黒木敏雄君) 以上で
質疑を終わります。 委員会付託を行います。ただいま議題となっております
市長提出報告第一〇号、第一一号及び
市長提出議案第五五号から第六五号までの計十三件は、お手元に配付の「
議案付託表」のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託します。 次は、日程第二、請願等の審議を予定しておりましたが、今議会には請願、陳情の提出がありませんでしたので、日程から日程第二を削除します。 お諮りします。あす十月十一日から十六日までの六日間、委員会審査等のため休会したいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
黒木敏雄君) 御異議がありませんので、そのように決定しました。 以上で本日の日程は全部終わりました。 次の本会議は、十月十七日午前十時に開きます。 本日はこれで散会します。
△散会 午前十一時五分...